【教えて!大阪府阪南市さん】コロナフレイル0(ゼロ)を目指して地域一丸となって活動

健康二次被害防止コンソーシアム事務局が、会員団体にコロナ禍での健康課題と取り組みについてインタビュー!
今回は、大阪府阪南市健康福祉部介護保険課の岡本様に伺いました。

<大阪府阪南市って?>

大阪府の最南端に位置する、人口約5万2千人の市。
北は大阪湾・南は和泉山脈と接していて、海と山に囲まれた自然豊かな場所。
紀州街道の歴史的まちなみの趣も素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

阪南市キャラクターの「はなてぃ」
好きな食べ物は阪南産の「水ナス・のり・村雨」特技は「はんなん体操」!

 

「阪南市で、コロナ以降起こっている健康課題を教えていただけますか?」

(岡本さん)地域の通いの場、いきいき100歳体操の会場が一時的に使えなかったり、実施を控えたりすることがありました。
緊急事態宣言解除後に体力測定を再開したところ、コロナ前よりも5m歩行速度が遅くなっていました。
健康二次被害の影響かと思われます。
参加者は70代後半から80代の方々が多いです。

 

「心配ですね…。そのような状況の中、健康二次被害防止コンソーシアムのリーフレットをどのように
利用されているのでしょうか?」

コロナによってどんな健康被害が起こっているかという研究データや最新情報を市民の皆さまに知っていただきたいと思い、
リーフレットを配布することにしました。市役所だけでなく、地域包括支援センターや社会福祉協議会なども一緒になって、
様々な場面でリーフレットをお渡しできるよう協力しています。
できるだけ手渡しでお渡しすることで、多くの方に目を通してもらえるように思います。

 

「ほかにも取り組んでいらっしゃることはありますか?」

「コロナフレイル0(ゼロ)運動」というものを進めています。
より健康リスクが高い、介護予防教室や体操教室に参加されていない方にどうコロナフレイル対策をしてもらうか…。
市役所、地域包括支援センター、社会福祉協議会、地域の医師、専門職、さらに地域住人の代表者も巻き込んで話し合い、
コロナフレイル0に向けて計画していく予定です。
もともと健康意識が高い人だけではなく、そうではない人にも情報をお伝えしていくために、アイディアを出し合い、
情報提供のルートを増やしていきたいと考えています。

 

岡本様、ありがとうございました。
コロナフレイル0運動、興味深いです。1人でも多くの方に健康情報が届くよう祈っています。